【獣医師監修】本当に良いキャットフードおすすめ14選|安全な猫の餌の選び方。

キャットフードセレクトおすすめキャットフード

大切な猫ちゃんには、安全なキャットフードを食べさせてあげたいですよね。

しかし、世には多くのキャットフードがあり「一体どれを選んだらいいか迷ってしまう」という飼い主さんも多いかと思います。

ここでは、「本当に良いキャットフードとはどんなフードなのか」「どのようなキャットフードを選ぶべきか」獣医師監修のもとでお伝えしていきます。

監修者
獣医師 小川篤史

こすもす動物診療所院長(宮崎大学農学部獣医学科卒業・明石市獣医師会所属)

最初は別の道を選択するも、獣医になる夢を捨てきれず獣医学科を受験。兵庫県加古川市の動物病院に勤務後、兵庫県明石市に「こすもす動物診療所」を開院。犬や猫、小動物を中心に診療・予防医療を行う。

※フードの原材料・成分・価格等は記事作成時点のものであり、変更になっている可能性があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。監修者は記事の監修を行い、キャットフードの選定は編集部で行っております。一部にプロモーションが含まれますが、当サイトは消費者庁農林水産省環境省の発信する情報を基に公平かつ中立的な立場で記事作成を行っているため、商品の評価には一切影響しておりません。

本当に良いキャットフードとは?フードを選ぶ時に、いちばん大切にすべきこと。

本当に良い・安心安全なキャットフードの選び方としては、「主原料の質はどうか」「余計な添加物が含まれていないか」や「たんぱく質や糖質の配合割合は理想的か」など、できれば気を付けた方がよいことが、たくさんあります。

ただ、必要以上に神経質になる必要はありません。

現在市販されているキャットフードは、ペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律)によって、安全だと認められた原材料のみ使用するように規制されています。

添加物に関しても、「ペットの健康を損なわないことを確認する安全性試験」が実施され、認められたもの・量しか配合されていません。

そのため、過剰な心配は必要ないのです。

では、何を基準にキャットフードを選ぶべきか?

それは、あなたの家族である猫ちゃん自身に聞いてみてください。

その子の体質に合い、「おいしそうに食べるキャットフード」「食いつきの良いキャットフード」が、その子にとって、いちばんのキャットフードなのです。

これは人間でも同じですよね。

「健康にとても良いもの」だったとしても、「口に合わないもの」や「好みではないもの」は、食べたくないですよね。

猫ちゃんだって、好みではないキャットフードを「健康に良いキャットフード」だと言って食べさせられることは、ストレスになります。

ストレスがたまることは、イライラして攻撃的になり、威嚇したり噛んだりする原因になることも。

どの子にも合う、万能なキャットフードというのはこの世には存在しません。

あなたの猫ちゃんが「大好きなキャットフード」で、なおかつ「便の調子が良く、健康でいられるフード」を与えてあげること、これが猫ちゃんとの最も良い関係を築く方法です。

この後、キャットフードを選ぶ際のポイントをいくつかお伝えしますが、まずは、このことをいちばんに考えて、ゆったりとした気持ちでキャットフードを選んであげてくださいね。

本当に良い、おすすめのキャットフードの選び方【獣医師監修】

①「良質な動物性たんぱく質」が主原料のキャットフードを選ぶ

キャットフードの選び方①たんぱく質

キャットフードを選ぶ際は、しっかりとパッケージ裏に書いてある「原材料」を確認しましょう。

猫は完全な肉食動物なので、動物性たんぱく質が最も多く含まれたフードを与える必要があります。

ご存じの方も多いかと思いますが、原材料は「配合量の多い順」に書かれています。

そのため、原材料のいちばん最初に動物性たんぱく質である「鶏肉」「豚肉」「シャケ」など、肉や魚の表記がしっかりあるものを選びましょう。

キャットフード成分の見方

肉や魚の名前がしっかりと書かれておらず、「肉類」「〇〇ミール」「〇肉副産物」「動物性脂肪(油脂)」等といった、あいまいな表記の場合、一体どのような肉であるかわかりません。

このようなキャットフードは、質が良くない原料を使用している場合が多いので、避けた方が良いでしょう。

※例外として、腎臓の調子が悪い子の場合、動物性たんぱく質を摂取しすぎると、リンの摂りすぎにつながる場合があります。この場合は、植物性のたんぱく質を主原料とするフードの方が良い場合もあるので、かかりつけの獣医師に相談してくださいね。

②グレインフリーのキャットフードを選ぶと、糖質が少ない傾向に。

キャットフードの選び方②グレインフリー

グレインフリーのキャットフードとは、小麦や大麦、米などの穀物を使用していないフードのことです。

必ずしもグレインフリーにこだわる必要はありませんが、穀物が含まれていない分、糖質が少なくなる傾向にあります。

グレインフリーのフードの多くは、穀類の代わりに「動物性たんぱく質」が豊富に入っていることが多いため、猫の健康維持に必要な栄養素を十分補給することができますよ。

また、猫は穀物の消化吸収が苦手なため、猫の消化器官にかかる負担を減らすことができるというメリットも。

さらに猫は穀物でアレルギーを起こす場合がありますが、グレインフリーのフードは穀物にアレルギーのある子でも安心して食べることができます。

フードを切り替える際は、前のフードに少量ずつ混ぜながら、少しずつ慣れさせてあげてくださいね。

③炭水化物(糖質)が多すぎないキャットフードを選ぶ

キャットフードの選び方③糖質

先にグレインフリーの話をしましたが、グレインフリー=炭水化物(糖質)が少ない。という訳でもありません。

穀物以外で言うと、例えばイモ類も炭水化物ですし、フードによっては「糖類」「砂糖」「果糖ブドウ糖液糖」などが配合されているものもあります。

猫は、人間とは違い、たんぱく質・脂肪からグルコースを作りエネルギー源にすることができるので、本来炭水化物は必要としないのです。

しかしこれは、「炭水化物は全く必要ない」というわけではありません。

野生の猫は、ねずみなどの小動物を丸ごと食べて、たんぱく質のほかに、ビタミン、ミネラルなど小動物のさまざまな栄養を吸収しており、炭水化物もそのなかには含まれています。

ただ、配合量が肝心なのです

小動物をまるごと食べても、炭水化物を過剰摂取することはありません。

しかし、フードの場合は、炭水化物を過剰摂取してしまうことがあるのです

目安としては、40%以上の炭水化物は、消化機能の低下や高血糖を引き起こすと言われているので、炭水化物の配合量が、できるだけ40%未満のフードを選ぶと良いでしょう。

炭水化物である穀物や糖類は安価なので、かさ増しとして使用されることがあります。

市販の安すぎるキャットフードにはこの傾向が多く見られるので、注意したほうが良いでしょう。

では、キャットフードの炭水化物(糖質)の量を知るにはどうしたら良いのでしょう。

ペットフードの原材料で、表示義務があるのは、「タンパク質・脂肪・繊維・灰分・水分」のみで、炭水化物は表示義務がありません。

そのため、ほとんどのペットフードには書かれていませんが、自分で計算することができます。

糖質(炭水化物)の量は、

100-(タンパク質+脂肪+繊維+灰分+水分)=炭水化物(%)

の式で求めることができます。

簡単ですので、今愛用中のフードや、気になっているフードの炭水化物(糖質)をチェックしてみてくださいね。

④ペット先進国の栄養基準を満たしているフードを選ぶと安心。

キャットフードの選び方④栄養基準

日本では、キャットフードの安全性に関しては「ペットフード安全法」で規制されていますが、人間の食品安全基準と比べると「まだまだ低い基準」であるのが実情です。

日本は「人間の食品に関する基準」はものすごく厳しく定められているのに、「ペットの食品に関する基準」はまだ甘いのです。

参考:ペットフード安全法|基準企画等

「最低限の基準を満たしているとしても、品質に疑問があるフード」も存在します。

国産のものは安くて買いやすいものが多いですが、ペット先進国であるヨーロッパやオーストラリア、ニュージーランドやカナダなどの方が、実は日本よりも「キャットフードの品質に対する基準・規制」が厳しいのが現状です。

海外の方が日本より「ペットも人間と同じ家族である」という意識が強いんですね。

AAFCOFEDIAFといった、ペット先進国の栄養基準を満たしているキャットフードを選ぶとより安心だと言えるでしょう。

⑤ヒューマングレード・あるいはそれに準ずるキャットフードを選ぶ

キャットフードの選び方⑤管理基準

ヒューマングレードのフードとは、「人間でも食べることのできる品質の原材料で作られているフード」を意味します。

ヒューマングレードには、明確な基準はありませんが、メーカーが「人でも口にできるほど、安心安全」だとこだわって開発したものです。

「ヒューマングレード」を謳っていないフードと、謳っているフードのどちらが良いか?と聞かれたら、後者の方がより安心して選ぶことができると言えるでしょう。

⑥添加物は安全なものかどうか。

キャットフードの選び方⑥添加物

キャットフードに使用される添加物には、主に以下のものがあります。

香料キャットフードの風味を良くし、食いつきを良くするために使用される。
保存料キャットフードの腐敗を予防するために使用される。
配合することで、フードの長期保存・大袋での販売を可能にする。
着色料フードの見た目を良くするために使われる。
酸化防止剤フードに含まれる脂質などの油分の酸化を防ぐために使われる。

キャットフードに含まれる添加物に関しても、配合できる種類や量が「ペットフード安全法」に定められています。

ほとんどの添加物は、過度に心配することのないものばかりですが、一部ペットフード安全法によって「配合する量の上限が定められているもの」があります。

それが、以下の3種類です。

エトキシキン・BHA(ブチルヒドロキシアニソール)・BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)

これら3種類は、いずれも酸化防止剤ですが、エトキシキン・BHA・BHTの総量で150μg/g以下しか配合してはならないと「ペットフード安全法」で定められています。

参考:ペットフード安全法のあらまし

「配合量が規制されている」ということは、「配合量を超えて摂取すると、健康に悪影響を及ぼす恐れがある」ということ

つまり「完全に安全なものだとは言い切れない」と言うことができるでしょう。

酸化防止剤に関しては、これら3種類以外で代用できるものも多くあります。

例えば、次のものは、自然由来の酸化防止剤です。

ビタミンC(L-アスコルビン酸)・ビタミンE(トコフェロール)・クエン酸・ローズマリー抽出物

これらは、ペットフード安全法でも、配合できる上限が特に定められていません。

上限が定められていない、ということは、つまり「安全な酸化防止剤」と言うことができます。

酸化防止剤は、キャットフードの品質を安定させるために必要なものです。

必ずしも「無添加」にこだわる必要はありませんが、「配合されている添加物がどのようなものか」ということは、意識してフードを選ぶようにしましょう。

⑦病気の時は、獣医師の指示のもとで療法食を。

キャットフードの選び方⑦療法食

ここまで解説してきた選び方は、全て「健康な猫ちゃん」に限った話です

療養中の場合は、まずは病気を治すことがいちばんです。

この場合は栄養バランス云々ではなく、治療を目的とした「療法食」を与えるようにしましょう。

療法食は、栄養成分の比率・量を調整することで、特定の疾患等に対し食事療法を行うことを目的としたフードです。

特定の疾患ごとに原材料が調整されているため、飼い主さんの判断で療法食を与えてしまうと、病気を悪化させてしまったり、じゅうぶんな栄養が摂れなくなってしまうことがあります。

必ず、かかりつけの獣医師の指示に従って、その病気に適した療法食を与えるようにしましょう。

おすすめキャットフード5選

まずは、ここまでお伝えした「キャットフードの選び方の条件」を全てクリアしている、最もおすすめのフードを5つご紹介します。

①GRANDS(グランツ)チキン&サーモン

グランツチキン&サーモンパッケージ表裏
商品名GRANDS(グランツ)チキン&サーモン
対象年齢全年齢
生産国フランス
原材料脱水チキン30%、フレッシュチキン15%、脱水サーモン14%、チキンファット10%、チキンプロテイン2%、サーモンオイル 0.8%、さつまいも、じゃがいも、エンドウ豆、チコリ、マンナンオリゴ糖、ビール酵母、ユッカエキス、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー、グルコサミン、コンドロイチン、ビタミン類(A、D3、E)、アミノ酸類(タウリン、L-カルニチン)、ミネラル類(銅、ヨウ素、鉄、マンガン、セレン、亜鉛)
成分粗タンパク質36%、脂質17%、粗繊維4.5%、粗灰分 8.5%、水分 10%、オメガ6脂肪酸0.7%、オメガ3脂肪酸0.5%、リン1.1%、マグネシウム 0.09%、ナトリウム 0.60%、カルシウム 1.60%
穀物無配合(グレインフリー)
糖質約24%
カロリー361kcal(100gあたり)
粒の大きさグランツキャットフード粒の大きさ比較
8mm~1cmの小粒
その他・着色料不使用
・香料不使用

グランツキャットフードは、チキンとサーモンを7割以上配合した高たんぱくなキャットフードです。

グレインフリーで、「〇〇ミールなどのどんなものかわからない原料」も使用していません。

糖質は、

100%-(36%+17%+4.5%+8.5%+10%)=24%

という式で求めることができます。

ちなみに、ちょっと余談ですが、キャットフードの成分表を見ると、「〇〇%以上とか、〇〇以下」とかはっきりしない表示が出てきますよね。

「以上」とか、「以下」とかこれ何?
どういうことなの・・?

と思う方もいるかと思いますが、これは、このラインまでの栄養成分は保証しているという意味なんです。

タンパク質や脂肪は栄養上必要なので「最低限これだけは配合されていますよ」という意味で「以上」が使われています。

一方、水分や繊維及び灰分は、栄養といった意味では、不要なものですよね。
(もちろん水分は必要ですし、便秘気味の子には繊維も必要ですが、キャットフードの栄養という面では、不要ととらえます。)

水分や繊維・灰分が保証値より多いと、そのほかの必要な栄養素(たんぱく質など)が摂取出来ない恐れがあることから、最大含有量を保証して「以下」の表示が使われる、というわけです。

「以上」や「以下」の表示があるので、正確な数値ではありませんが、グランツキャットフードには、約24%の糖質が配合されているということです。

低い糖質で良いですね。

不要な添加物も一切無配合。添加物に頼るのではなく、「1袋500g」という新鮮なうちに食べきることができる小さめサイズで、品質の低下を予防するといった面も工夫されています。

AAFCOとFEDIAFの両方の基準を満たす高品質

「お腹のためのオリゴ糖」や、「尿路の健康に良い2つのベリー」を配合するなど、猫ちゃんの健康にきめ細かく寄り添うフードです。

初回は3つの味を「980円」でお試しできるのも、安心ポイントですね。

【関連記事】
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②カナガン キャットフード チキン/サーモン

カナガンキャットフードパッケージ表
商品名カナガンキャットフードチキン
対象年齢全年齢
生産国イギリス
原材料乾燥チキン 35.5%、チキン生肉 25%、サツマイモ、ジャガイモ、チキンオイル 4.2%、乾燥卵 4%、チキングレイビー 2.3%、サーモンオイル 1.2%、アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニス、コロハ、ビタミン類(A、D3、ビタミンE)、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、セレン)
成分タンパク質34%以上、脂質16.7%以上、粗繊維3.25%以下、灰10.7%以下、水分8%以下、オメガ6脂肪酸2.99%、オメガ3脂肪酸0.82%、カルシウム1.58%、リン1.1%
穀物無配合(グレインフリー)
カロリー405kcal(100gあたり)
粒の大きさカナガンキャットフード粒の大きさ
約1cm
その他・着色料不使用
・香料不使用
・ヒューマングレード

カナガンキャットフードは、チキンを60%以上配合した高たんぱくなフードです。

グレインフリーで、「〇〇ミール」なども不使用。

香料も添加していませんが、天然のチキンそのものの香りが強めなので、猫ちゃんの食欲をそそります。

タンパク質の他にも、ビタミン類や、猫にとって「必須栄養素であるタウリン」も含まれており、着色料や香料など不要なものも添加されていません。

また、ペット先進国イギリスで生産され、FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)の厳しい基準をクリアしている点も、安心して与えることができるポイントです。

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③FelineNatural(フィーラインナチュラル) チキン&ラム 

フィーラインナチュラル
商品名FelineNatural(フィーラインナチュラル) チキン&ラム
対象年齢全年齢
生産国ニュージーランド
原材料鶏肉、心臓(子羊)、腎臓(子羊)、肝臓(子羊)、血(子羊)、フラックスシードフレーク、ニュージーランド緑イ貝、乾燥昆布、タウリン、ビタミンE、酸化マグネシウム、プロティネイト亜鉛、プロティネイト銅、プロティネイトマンガン、ビタミンB1、ビタミンD3、葉酸
成分粗タンパク質48%以上、粗脂肪31%以上、粗繊維1%以下、粗灰分9%以下、水分8%以下、マグネシウム0.14%以下、リン1.8%以下、タウリン0.52%以上、カルシウム 1.9%、カリウム 1.0%、ナトリウム 0.4%、オメガ3脂肪酸 0.8%
穀物無配合(グレインフリー)
糖質約3%
カロリー485.7kcal(100gあたり)
粒の大きさフィーラインナチュラルキャットフード粒の大きさ
その他・保存料不使用
・着色料不使用
・香料不使用
・フリーズドライ
・ヒューマングレード

FelineNatural(フィーラインナチュラル) チキン&ラム は、タンパク質48%以上、糖質約3%という、非常に高たんぱく、低糖質のフードです。

肉だけでなく、内臓や血も配合し、「生の獲物」に近い配合成分になっているのが特徴。

できるだけ加熱や加工を行わないフリーズドライ製法なので、素材の風味や栄養素がそのまま生かされています。

自然の食事に近づけるために、生食の水分値に戻してから与えるフードなので、水分補給も可能です。

お値段が少し高めなのが難点ですが、本来「完全肉食」の猫ちゃんには最適なキャットフードと言えるでしょう。

「いつものフードにふりかけとして使って、栄養価をアップさせている」

という使い方をされている飼い主さんも多いようですよ。

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④ZiwiPeak(ジウィピーク)エアドライキャットフード ラム

商品名ZiwiPeak(ジウィピーク)エアドライキャットフード ラム
対象年齢全年齢
生産国ニュージーランド
原材料生肉・内臓・魚介類96%(ラム生肉、ラムハート生肉、ラムトライプ生肉、ラムレバー生肉、ラムキドニー生肉、ラムラング生肉、ニュージーランド緑イ貝、ラムボーン)
レシチン、イヌリン(チコリ由来)、乾燥海草、ミネラル類(リン酸二カリウム、硫酸マグネシウム、亜鉛アミノ酸複合体、銅アミノ酸複合体、鉄アミノ酸複合体、マンガンアミノ酸複合体、亜セレン酸ナトリウム)海塩、酸化防止剤(クエン酸、天然ミックストコフェロール/ビタミンE)、ビタミン類(塩化コリン、チアミン硝酸塩、塩酸ピリドキシン、葉酸、D3)、DLメチオニン、タウリン
成分粗タンパク質35%以上、粗脂肪33%以上、粗繊維2%以下、水分14%以下、灰12%以下、コンドロイチン硫酸1300mg/kg以上
穀物無配合(グレインフリー)
糖質約4%
カロリー560kcal(100gあたり)
その他・保存料不使用
・エアドライ

ZiwiPeak(ジウィピーク)は、成長ホルモンや抗生物質を使用せず育った「ラム肉・内臓・緑イ貝」を96%使用しています。

タンパク質は35%以上、糖質は約4%で、かなりの低糖質。

独自のエアドライ技術により、人工保存料を使用せず生の原材料の風味や栄養を閉じ込めています。こちらは水に戻す必要はありません。

ZiwiPeak(ジウィピーク)も、質は高いですがお値段も高いので、「いつものフードにトッピングとして使用する」「たまにご褒美としてあげる」という口コミが多いです。

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>>ジウィピークエアドライキャットの口コミは?原材料(成分)も分析。

⑤オリジン キャットフード オリジナルキャット

オリジンオリジナルキャット
商品名オリジン キャットフード オリジナルキャット
対象年齢全年齢
生産国アメリカ
原材料新鮮鶏肉 (20%), 生七面鳥肉 (10%), 生の丸ごとニシン (9%), 新鮮鶏内臓 (レバー, 心臓) (6%), 生の丸ごとヘイク (5%), 生七面鳥レバー (5%), 新鮮卵 (5%), ディハイドレート鶏肉 (4%), ディハイドレート七面鳥肉 (4%), ディハイドレートサバ (4%), ディハイドレートイワシ (4%), ディハイドレートニシン (4%), 鶏脂肪 (4%), 丸ごと赤レンズ豆, 丸ごとエンドウ豆, 丸ごと緑レンズ豆, 丸ごとヒヨコ豆, レンズ豆繊維, 丸ごとピント豆, エンドウ豆スターチ, 丸ごと白インゲン豆, ポロック油 (1%), 乾燥ケルプ, 新鮮丸ごとカボチャ, 新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ, 新鮮丸ごとズッキーニ, 新鮮丸ごとニンジン, 新鮮丸ごとリンゴ, 新鮮丸ごと洋梨, 乾燥チコリールート, 新鮮ケール, 新鮮ホウレン草, 新鮮ビートの葉, 新鮮カブラ菜, 丸ごとクランベリー, 丸ごとブルーベリー, 丸ごとサスカトゥーンベリー, ターメリック, オオアザミ, ゴボウ, ラベンダー, マシュマロルート, ローズヒップ 酸化防止剤: 植物油から抽出したトコフェロール: 121mg, クエン酸: 40mg, ローズマリーエキス: 80mg
成分粗たんぱく質40 %、脂肪分20 %、粗灰分8%、粗繊維3 %、水分10 %、カルシウム/リン1.4% / 1.1 %、マグネシウム0.1 %、タウリン0.2 %、オメガ6脂肪酸3.1 %、オメガ3脂肪酸1 %、DHA/EPA0.3 % / 0.2 %
穀物無配合(グレインフリー)
糖質約19%
カロリー541kcal(130gあたり)
粒の大きさオリジンキャットフード粒の大きさ
1㎝程度
その他・保存料不使用
・香料不使用
・着色料不使用
・ヒューマングレード

オリジンキャットフードは、獲物となる動物を丸ごと食べるイメージ」で製造されているフードです。

カレイやニシンは丸ごと配合されているので、タンパク質以外の栄養素もしっかり補うことができます。

主要な原材料に関しては、細かくパーセンテージの記載があるのも信頼できますね。

タンパク質は40%、糖質約19%の低糖質です。

酸化防止剤には、天然のトコフェロール(ビタミンE)を配合しているのも良いですね。

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おすすめキャットフード【準おすすめ6選・市販でも買える】

続いて、先の「最もおすすめのフード」よりはちょっと気になる点もあるけれど・・「準おすすめ」なキャットフードを6つご紹介します。

純粋な肉や魚だけでなく、〇〇ミールなども配合している・・など、少し気になる点もあるけれど、おおむね良いキャットフードです。

〇〇ミールなどを配合すること等により、値段が安くなる、といったメリットもあるので、

そこまで神経質に選ばないよ。

とか、

この物価上昇時代、質はもちろん大切だけど、コスパも重視したいかも・・。
どんなに良いフードでも、続けられなきゃ意味ないし・・。

という飼い主さんにはおすすめです。

ホームセンターやショッピングモールなど、市販での取扱いも多く買いやすいものを厳選しました。

①アカナ ワイルドプレーリーキャット

商品名アカナ ワイルドプレーリーキャット
対象年齢全年齢
生産国カナダ
原材料新鮮鶏肉(9%), 新鮮七面鳥肉(9%), 新鮮鶏臓器(レバー、ハツ、腎臓) (9%), 鶏肉ミール(8%), 七面鳥肉ミール(8%), 丸ごとニシンミール(8%), 丸ごとグリンピース, 丸ごと赤レンズ豆, 丸ごとヒヨコ豆, 鶏脂肪(5%), 新鮮全卵(4%), 新鮮天然ウォールアイ(4%), 新鮮天然トラウト(4%), 新鮮七面鳥臓器(レバー、ハツ、腎臓)(4%), 丸ごと緑レンズ豆, 丸ごとピント豆, 丸ごとイエローピース, タラ油(2%), 日干しアルファルファ, 乾燥鶏軟骨(1%), 乾燥ブラウンケルプ, 新鮮カボチャ, 新鮮バターナッツスクワッシュ, 新鮮パースニップ, 新鮮グリーンケール, 新鮮ホウレン草, 新鮮カラシ菜, 新鮮カブラ菜, 新鮮ニンジン, 新鮮レッドデリシャスリンゴ, 新鮮バートレット梨, フリーズドライレバー(鶏と七面鳥) (0.1%), 新鮮クランベリー, 新鮮ブルーベリー, チコリー根, ターメリックルート, オオアザミ, ゴボウ, ラベンダー, マシュマロルート, ローズヒップ,フェシウム菌(ビタミンEとローズマリーで天然保存)
成分粗たんぱく質 37 %以上、粗脂肪18%以上、粗灰分9 %以下、粗繊維3 %以下、水分10 %以下、カルシウム1.6 %以上、リン1.2 %以上、タウリン0.15 %以上、オメガ-6脂肪酸3.5%以上、オメガ-3脂肪酸0.6%以上、マグネシウム0.1%以上、タウリン0.1%以上、DHA0.2%、EPA0.2%
穀物無配合(グレインフリー)
糖質約23%
カロリー393kcal(100gあたり)
その他・保存料不使用
・着色料不使用
・香料不使用
・ヒューマングレード

アカナワイルドプレーリーキャットは、放し飼いで育てられた鶏と七面鳥が主原料。内臓も配合されています。

一部、ミール類も含まれますが、タンパク質は37%以上、糖質は約23%を実現しています。

先にご紹介した「オリジン」と同じ会社のフードですが、「アカナ」の方が肉の量が少なく、お値段も少しお安くなっているのが特長。

酸化防止剤としては、ビタミンEとローズマリー使用で安心です。

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②アカナ パシフィカキャット

商品名アカナ パシフィカキャット
対象年齢全年齢
生産国カナダ
原材料新鮮丸ごと太平洋ニシン(16%), 新鮮丸ごと太平洋イワシ(13%), 新鮮丸ごとアブラカレイ(8%), 丸ごとニシンミール(8%), 太平洋タラミール(8%), 丸ごとシロガネダラミール(8%), 丸ごとグリンピース, 丸ごと赤レンズ豆, 丸ごとヒヨコ豆, 丸ごと緑レンズ豆, タラ油(6%), 新鮮丸ごとシルバーヘイク(4%), 新鮮丸ごとレッドストライプメバル(4%), 丸ごとピント豆, 丸ごとイエローピース, コールドプレスヒマワリ油, 日干しアルファルファ, 乾燥ブラウンケルプ, 新鮮カボチャ, 新鮮バターナッツスクワッシュ, 新鮮パースニップ, 新鮮グリーンケール, 新鮮ホウレン草, 新鮮カラシ菜, 新鮮カブラ菜, 新鮮ニンジン, 新鮮レッドデリシャスリンゴ, 新鮮バートレット梨, フリーズドライタラレバー(0.1%), 新鮮クランベリー, 新鮮ブルーベリー, チコリー根, ターメリックルート, オオアザミ, ゴボウ, ラベンダー, マシュマロルート, ローズヒップ,フェシウム菌(ビタミンEとローズマリーで天然保存)
成分粗たんぱく質37 %以上、粗脂肪20 %以上、粗灰分7.5 %以下、粗繊維 3 %以下、水分10 %以下、カルシウム1.5 %以上、リン1.1 %以上、タウリン0.15 %以上、オメガ-6脂肪酸2 %以上、オメガ-3脂肪酸 2.2 %以上、DHA 1%以上、EPA0.8%以上
穀物無配合(グレインフリー)
糖質約22.5%
カロリー393kcal(100gあたり)
その他・保存料不使用
・着色料不使用
・香料不使用
・ヒューマングレード

アカナパシフィカキャットフードは、ニシン・イワシ・カレイの3種類をまるごと配合しており、魚に含まれる様々な栄養素を摂取できます。

魚類はカナダのきれいな太平洋で豊富に獲れたものを使用し、穀類だけでなくお肉も配合していないので、肉や穀類にアレルギーのある猫ちゃんにもおすすめです。

タンパク質37%以上、糖質約22.5%。

③ニュートロ ワイルドレシピ アダルトチキン

商品名ニュートロ ワイルドレシピ アダルトチキン
対象年齢成猫用(1歳以上)
生産国アメリカ
原材料チキン(肉)、チキンミール、エンドウタンパク、エンドウマメ、鶏脂、タピオカ、ビートパルプ、ポテトタンパク、フィッシュミール、サーモンミール、アルファルファミール、タンパク加水分解物、亜麻仁、ユッカ抽出物、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸)ミックストコフェロールで保存
成分タンパク質40.0%以上、脂質18.0%以上、粗繊維4.0%以下、灰分10.0%以下、水分10.0%以下、ビタミンE150IU/kg以上、タウリン0.18%以上、マグネシウム0.12%(標準)、オメガ3脂肪酸0.3%以上、オメガ6脂肪酸3.0%以上
穀物無配合(グレインフリー)
糖質約18%
カロリー約380kcal(100gあたり)
その他・保存料不使用
・着色料不使用
・香料不使用

ニュートロ ワイルドレシピ アダルトチキンは、ミール類の配合はありますが、タンパク質は40%以上、糖質約18%の高たんぱく低脂質となっています。

各種ビタミン・ミネラル類も豊富で、酸化防止剤も天然由来。

比較的お値段がお安く、市販での取扱いも多いフードです。

④ニュートロ ワイルドレシピ アダルト白身魚

商品名ニュートロ ワイルドレシピ アダルト白身魚
対象年齢成猫用(1歳以上)
生産国アメリカ
原材料白身魚(すり身)、チキンミール、エンドウタンパク、鶏脂、エンドウマメ、ビートパルプ、タピオカ、ポテトタンパク、サーモンミール、アルファルファミール、タンパク加水分解物、亜麻仁、ユッカ抽出物、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸)ミックストコフェロールで保存
成分タンパク質40.0%以上、脂質16.0%以上、粗繊維6.0%以下、灰分10.0%以下、水分10.0%以下、ビタミンE150IU/kg以上、タウリン0.18%以上、マグネシウム0.12%(標準)、オメガ3脂肪酸0.3%以上、オメガ6脂肪酸2.5%以上
穀物無配合(グレインフリー)
糖質約18%
カロリー約380kcal(100gあたり)
その他・保存料不使用
・着色料不使用
・香料不使用

ニュートロ ワイルドレシピ アダルト白身魚は、「魚の種類」が記載されていないのがちょっと気になりますが、こちらもタンパク質40%以上、糖質約18%の高たんぱく低糖質。

チキンの方と主原料がちがうだけで、その他の配合内容はほとんど同じなので、どちらか迷った時は純粋に「好み」で選べばよいでしょう。

⑤ピュリナワン グレインフリー

商品名ピュリナワン グレインフリー
対象年齢成猫用(1歳以上)
生産国アメリカ
原材料チキン、チキンミール、えんどう豆でんぷん、キャッサバ粉、大豆たんぱく、牛脂、脱脂大豆、えんどう豆たんぱく、卵、キャノーラミール、たんぱく加水分解物、酵母、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン、硫黄)、グリセリン、アミノ酸類(リジン、タウリン、シスチン、メチオニン)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、B12、コリン、ビオチン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
成分たんぱく質 35 %以上、脂質 14 %以上、粗繊維 2 %以下、灰分 9 %以下、水分 12 %以下、カルシウム 1.0 %、リン 0.9 %、マグネシウム 0.12 %、タウリン 0.15 %、リノール酸 1.4 %、ビタミンA 10,000 IU/kg、ビタミンE 100 IU/kg、オメガ6脂肪酸 1.5 %
穀物無配合(グレインフリー)
糖質約28%
カロリー約413kcal(100gあたり)
その他・着色料不使用
・香料不使用

ピュリナワン グレインフリーは、「キットカット」や「ネスカフェ」などで有名な「ネスレ」のキャットフードです。

世界最大の食品飲料メーカーの扱うフードなので、安心感がありますよね。

1袋が400gの分包になっているので、酸化する前に食べきることができます。

ミール類やえんどう豆でんぷん、キャッサバ粉などを用いることでコストカットを行っているため、グレインフリーのフードの中ではお値段がお安いのが特徴。

タンパク質35%以上、糖質は約28%の高たんぱく低糖質

ホームセンターなど市販でも手に入りやすいのも便利ですね。

ここでは「チキン」を掲載していますが、お魚好きの子の向けに「白身魚」のタイプもあります。

カロリーがチキンよりも白身魚の方が少ないので、肥満気味の子には「白身魚」がおすすめですよ。

【関連記事】
>>ピュリナワン猫グレインフリー(白身魚・チキン)の評判はどう?成分も確認

⑥ニュートロ ナチュラルチョイススペシャルケア
 穀物フリー アダルト チキン

商品名ニュートロ ナチュラルチョイススペシャルケア  穀物フリー アダルト チキン
対象年齢成猫用(1歳以上)
生産国アメリカ
原材料チキン(肉)、チキンミール、エンドウタンパク、ポテトスターチ、鶏脂* 、乾燥ポテト、エンドウマメ、フィッシュミール、アルファルファミール、ビートパルプ、ポテトタンパク、タンパク加水分解物、大豆油*、ユッカ抽出物、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(クエン酸、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)* ミックストコフェロールで保存
成分タンパク質33.0% 以上、脂質16.0% 以上、粗繊維4.0% 以下、灰分8.5% 以下、水分10.0% 以下、カルシウム0.9% 以上、ビタミンE250IU/kg 以上、タウリン0.18% 以上、セレン0.35mg/kg 以上、オメガ6脂肪酸3.0% 以上
穀物無配合(グレインフリー)
糖質約28.5%
カロリー約380kcal(100gあたり)
その他・着色料不使用

「ナチュラルチョイス スペシャルケア」は、先にご紹介した「ワイルドレシピ」と同じメーカー「ニュートロ」のキャットフードです。

同じメーカーだけあり、原材料が良く似ていますが、タンパク質量・糖質量が異なります。

タンパク質は、ワイルドレシピが40%以上、ナチュラルチョイスでは33.0%以上となっています。

また、糖質はワイルドレシピが約18%に対し、ナチュラルチョイスは、約28.5%と、ワイルドレシピの方が高たんぱく低糖質になっています。

その分、お値段はワイルドレシピの方が高く、ナチュラルチョイスの方が安くなっていますね。

必ずしもお値段が高いものが良いわけではありませんが、こうして比較してみると、ある程度は「キャットフードの質は値段に比例する」と言うことができるでしょう。

高たんぱくが苦手な猫におすすめのキャットフード

「完全肉食の猫には、高たんぱくフードが良い」のは、事実ではあります。

しかし冒頭にもお伝えしたとおり、その子によって合うフードはそれぞれ異なります。

高たんぱくフードを与えると、うちの猫は、下痢になったり便の調子が良くないんだよな・・。

便のニオイも気になるし・・。

とか、

うちの子は腎臓が心配だから、高たんぱくすぎるフードは避けたい・・。

運動量もそんなに多くないから、たんぱく質はそれほど必要ないと思うし・・。

という場合のために、ここからは、たんぱく質量が多すぎず、消化吸収にも優れたおすすめのフードをご紹介します。

①モグニャン キャットフード

モグニャン キャットフード
商品名モグニャン キャットフード
対象年齢全年齢
種類総合栄養食
粒の大きさ約8mmの小粒サイズ

モグニャンキャットフード粒の大きさ8mm
生産国イギリス
原材料白身魚65%、タピオカ、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、ビール酵母、サツマイモ、ココナッツオイル、セルロース、サーモンオイル、フィッシュスープ、バナナ、リンゴ、クランベリー、カボチャ、セイヨウタンポポ、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)、ビタミン類(ビタミンA、D3、E)、乳酸菌
成分タンパク質27%以上、脂質11%以上、粗繊維5. 25%以下、灰分9. 5%以下、水分5%以下、NFE41%、オメガ3脂肪酸2.5%、オメガ6脂肪酸1.3%、リン1.1%、カルシウム1.3%、マグネシウム0.09%
穀物無配合(グレインフリー)
糖質約42.25%
カロリー379kcal(100gあたり)
その他・香料不使用
・着色料不使用

モグニャンキャットフードは、低脂肪の白身魚を65%使用したグレインフリーフードです。

消化吸収が良いので、高たんぱくのフードが苦手な猫にも向いています。

また、キャットフードの粒の平均的な大きさは直径1cm(10mm)ですが、モグニャンの粒の大きさは8mmと小さめなので、小さな口でも食べやすく、のどに詰まらせる危険性も少ないため、高齢猫・子猫にも適しています。

酸化防止剤には「天然由来のローズマリー抽出物」を使用するなど、添加物の質にも配慮されています。

免疫機能向上や、皮膚や被毛の健康状態を維持する「オメガ3脂肪酸」を含む「サーモンオイル」が配合されているのも注目ポイント。

こちらから↓初回は半額で購入できますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

【関連記事】
>>モグニャンの口コミ|保護猫3匹が食べてみた動画はこちら。

②ロイヤルカナン インドア 室内で生活する成猫用

商品名ロイヤルカナンインドア 室内で生活する成猫用
対象年齢生後12カ月齢以上~7歳まで
生産国韓国
原材料小麦、米、肉類(鶏、七面鳥、ダック)、超高消化性植物性タンパク(消化率90%以上)、コーン、動物性油脂、加水分解タンパク(鶏、七面鳥、魚)、小麦粉、植物性繊維、ビートパルプ、大豆油、酵母および酵母エキス、魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸〔EPA + DHA〕源)、フラクトオリゴ糖、サイリウム、アミノ酸類(DL-メチオニン、タウリン、L-カル二チン)、ゼオライト、ミネラル類(Cl、Ca、K、Na、P、Zn、Mn、Fe、Cu、Se、I)、ビタミン類(コリン、E、C、ナイアシン、ビオチン、B2、パントテン酸カルシウム、A、B1、B6、B12、葉酸、D3)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)
成分たんぱく質:25.0%以上、脂質:11.0%以上、粗繊維:4.9%以下、灰分:8.3%以下、水分:6.5%以下
糖質約44.3%
カロリー374 kcal/100g
粒の大きさ約1.2㎝
その他・主原料はすべて天然由来原料
・着色料・香料不使用

ロイヤルカナンインドア「室内で生活する成猫用」は高たんぱくのキャットフードが苦手で便の調子が悪くなってしまうという子にも適した「90%以上が消化される超高消化性タンパク」を配合しています。

ほとんどを室内で過ごし運動量の少ない猫は、消化器の働きが鈍くなり、便の臭いが強くなることが多くありますが、健康的な消化を維持し、糞便の臭いを抑えることが可能なフードです。

ヒルズ サイエンス・ダイエット 腸の健康サポートプラス 1歳以上の成猫・高齢猫用 チキン

商品名ヒルズ サイエンス・ダイエット 腸の健康サポートプラス 1歳以上の成猫・高齢猫用 チキン
対象年齢1歳以上の成猫・シニア
生産国チェコ
原材料コーングルテン、トリ肉(チキン、ターキー)、トウモロコシ、小麦、動物性油脂、米、玄米、大麦、オート麦、チキンエキス、ピーカンナッツ殻パウダー、ビートパルプ、亜麻仁、柑橘類、魚油、クランベリー、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、イオウ、ヨウ素)、乳酸、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、L-カルニチン、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)
成分たんぱく質33 %、脂質17 %、炭水化物(NFE)41.9 %、粗繊維2.4 %、カルシウム0.8 %、リン0.62 %、カリウム0.8 %、ナトリウム0.32 %、マグネシウム0.086 %、ビタミンC 121 ppm、ビタミンE 425 IU/kg、オメガ‐3脂肪酸0.45 %、オメガ-6脂肪酸3.12 %
カロリー390kca/100gあたり

お腹の健康をサポートする「ヒルズ独自のプレバイオティクスブレンド」により、腸内環境を整え、健康な便通をサポートするフードです。

動物性の高たんぱくフードではおなかの調子が悪くなる、という猫にも適しています。

また、消化が良いだけでなく、栄養バランスとおいしさ、小さめの粒で食べやすいのが特長です。

おすすめキャットフード【療法食】

猫ちゃんが病気の時は、栄養バランスがどうかよりも、まず病気を治すことを最優先にしましょう。

療法食を選ぶ時のポイントは、歴史や実績があるか。エビデンスがあるかです。

長年、キャットフードの研究・開発を行っており、「その療法食がどれだけその病気の症状を改善するのに役立ったか」というデータのあるメーカーのフードを選ぶようにしましょう。

以下、動物病院で取り扱いの多い、代表的な療法食をご紹介します。

ロイヤルカナン療法食 ユリナリーS/O オルファクトリー ドライ

ロイヤルカナンユリナリーS/Oオルファクトリードライ

ロイヤルカナンは1968年創業の実績あるペットフードメーカーです。

世界中の獣医師、大学、ブリーダーと協力をして製品開発を行っています。

ロイヤルカナンの療法食のひとつ、「ユリナリーS/Oオルファクトリードライ」は、下部尿路疾患の治療を目的に、マグネシウムなどのミネラル成分を調整。

療法食は、普段の食事とは異なるバランスで作られているため、食いつきが悪くなりがちですが、食欲をそそる独自の香り組成に調整してあるのが特徴です。

ロイヤルカナンの療法食は、他にも便秘の猫向けの「消化器サポート」、慢性腎臓病用の「腎臓サポート」のほか、各疾患に合わせて、かなり豊富なラインナップがあるのが特徴です。

ヒルズ療法食 c/d シーディー マルチケア チキン 猫用

ヒルズもロイヤルカナンと並ぶ、実績あるキャットフードメーカーです。

ヒルズには獣医師や栄養学者、食品科学者など220人以上が在籍し、世界各地で新製品の開発や既存製品の改良に取り組んでいます。

「c/d シーディー マルチケア」は、愛猫の尿ケアをサポートする特別療法食。

ストルバイト尿石溶解時の管理に、「最短7日間(平均27日間)で役立つこと」が科学的に証明されているフードです。

ヒルズの療法食も、尿ケアのほか、体重管理・腎臓・皮膚・食物アレルギー・消化器系など、さまざまな疾患にきめ細かく対応することが可能です。

療法食の利用の際は、必ずかかりつけの獣医師の指示の下で行うようにしましょう。

医薬品ではないため、療法食の流通が薬事法等で規制されることはない。そのため、近年、獣医師の診断・指導を受けずに、飼育者自らの判断で購入使用し、健康被害を起こす事例も報告されている。

ー「獣医療法食評価センター」療法食ガイドライン

飼い主さんの独断で、治療が終わった後も療法食を続けることによって、別の病気を引き起こしてしまった。という事例もあります。

治療が終わったら、獣医師の指示のもとで、療法食から通常のキャットフードに戻すようにしましょう。

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