避妊手術後の猫におすすめのキャットフード11選【獣医師監修】

避妊手術後猫おすすめキャットフード

「避妊手術をすると太りやすくなるから、食事管理を徹底するようにと動物病院で言われたけど、どうしたらいいのかな」と悩んでいませんか?

基本的には「摂取エネルギーを減らして太らないように食事に気を配る」ことです。

つまり、キャットフードを見直し、給与量を最適化する必要があるのです。

とは言え、たくさんあるキャットフードの中からどれを選べば良いのか迷っている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、避妊手術後の猫の「食事管理の重要性」と「キャットフードの選び方」について、獣医師監修のもとにお伝えしていきます。

監修獣医師
小川篤史先生

こすもす動物診療所院長(宮崎大学農学部獣医学科卒業・明石市獣医師会所属)

最初は別の道を選択するも、獣医になる夢を捨てきれず獣医学科を受験。兵庫県加古川市の動物病院に勤務後、兵庫県明石市に「こすもす動物診療所」を開院。犬や猫、小動物を中心に診療・予防医療を行う。

※フードの原材料・成分・価格等は記事作成時点のものであり、変更になっている可能性があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
※監修者は記事の監修を行い、キャットフードの選定は編集部で行っております。

目次

猫の避妊手術後に食事管理が必要な理由

避妊手術後に食事管理が必要な理由

猫は避妊手術をすると太りやすくなると言われています。

ぽっちゃりしている猫はかわいらしいのですが、太り過ぎはさまざまな病気の原因にもなります。

そのため、しっかりとした食事管理をおこなわなければなりません。

まずは「避妊手術をするとなぜ太りやすくなるのか」「なぜ食事管理が必要なのか」を知ることからはじめましょう。

消費エネルギーが減少して肥満になる

猫は避妊手術をおこなうと消費エネルギーが30%も減少すると言われています。

ホルモンバランスが変化したり、運動量が減ったりするためです。

とくに、ホルモンバランスが変化する影響が大きく、基礎代謝が15〜20%も減少します。

つまり、消費エネルギーが減った分を考慮せずに、それまでと同じ量の食事をつづけていれば、カロリーの摂りすぎになるため当然太ってしまうでしょう。

肥満を予防するためには、給与量を減らすか、フード自体を見直す必要があります。

食欲が増して肥満になる

避妊手術後はホルモンバランスが変化することで、食欲が20〜25%も増加すると言われています。

避妊手術では子宮と卵巣を摘出するため、女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌が減少します。

エストロゲンには、食欲を抑えたり脂肪の代謝を助けたりする働きがあるとされているので、分泌が減った分だけ食欲が増してしまうのです。

避妊手術後には消費エネルギーが減ることに加えて、食欲まで増してしまうのですから、太りやすくなるのは避けられません。

そのため、猫の「お腹空いた」という要求に応えて食事を与えていると肥満まっしぐら!になりかねないのです

肥満になると健康リスクがある

肥満になると、さまざまな病気のリスクが高まります。たとえば、以下のような病気が考えられます。

・糖尿病
・高血圧
・関節炎
・皮膚炎
・肝リピドーシス

もちろん、肥満だけが理由ではありませんが、太っているとリスクが高くなるのは間違いありません。

なかには命に関わる病気や、生涯にわたって治療が必要になる病気もあります。

愛猫が健康で長生きするためには、太らせないようにしっかりと管理をする必要があるでしょう。

避妊手術後、猫の食事を見直すかどうかを見極める

避妊手術後猫の食事を見直すか見極める

猫は避妊手術をすると太りやすくなります。しかし、個体差もありますから、すべての猫が太るとはかぎりません。

食事の見直しが必要かどうかは、体重の増え具合を見て判断します。

たとえば、以下のような猫は注意が必要です。

・抜糸のときに体重が増加している
・手術1ヶ月後に体重が増加している

このような猫は、その後もどんどん体重が増えていく傾向があるようですから、食事の見直しが必要でしょう。

ただし、避妊手術をおこなう生後6ヶ月以降も、成長により体重が増える可能性がまだあります。

体重が増えたのが成長したからなのか、太ったせいなのか判断が難しい場合も考えられます。

迷ったら獣医師に相談しましょう。

また、1歳未満の子猫の場合は、食事管理の必要性についても獣医師とよく相談してください。

避妊手術後の猫のキャットフードの選び方

避妊手術後おすすめキャットフード選び方

避妊手術後は太りやすくなるため、食事に気をつけなければいけないことはご理解いただけたでしょう。

肥満防止には、高タンパク、低カロリー、低脂肪のキャットフードが推奨されています。

避妊後の食事の見直しも、太らないように給与量を管理するのが目的です。基本的にはダイエットと同じように考えます。

では、具体的にどのようなフードを選んだらよいのでしょうか?いっしょに見ていきましょう。

毎日の食事には総合栄養食

キャットフードには、総合栄養食、一般食、間食など、さまざまな種類があります。このなかで、毎日の食事として与えられるのは「総合栄養食」のみです。

総合栄養食とは、猫が必要とする栄養素が過不足なく含まれたバランスに優れた食事です。子猫、成猫、妊娠中といったライフステージに合わせたもののほか、すべてのライフステージに対応する全年齢用のものがあります。

水といっしょに与えるだけで猫にとって必要な栄養がすべて摂取できるように調整されています。人間の食事にたとえると、主食やおかずなどをひとつにまとめたものだと考えるとわかりやすいでしょう。

それ以外のフードは、おかずやおやつのようなものですから、それだけでは必要な栄養素を摂取できない可能性が高いです。

ほとんどのドライフードは総合栄養食ですから、主食がドライフードの場合は、とくに気にする必要はないかもしれません。ただし、ウェットフードは一般食が多いため、与える際はかならず確認するようにしましょう。

高タンパク、低カロリー、低脂肪が基本

猫の肥満防止には、タンパク質が豊富で、低カロリー、低脂肪のキャットフードが基本となります。

猫は肉食動物ですから、健康的な体をつくるためには良質なタンパク質が必要です。動物性タンパク質が豊富な肉や魚が主原料のキャットフードを選ぶようにしましょう。

また、猫はタンパク質の割合が多い食事のほうが満足感を得やすいとされています。食事の満足度をあげるためにも重視してあげたい栄養素です。

避妊手術後の猫は消費エネルギーが30%減少すると言われていますので、その分摂取するエネルギー量を減らす必要があります。

しかし、食事の量を減らすだけでは栄養が不足したり、お腹が空いたりしてしまいます。低カロリーのキャットフードに切り替えて、十分な量を食べられるようにしてあげましょう。

また、脂肪が過剰になるのも太る原因になりますので、低脂肪のキャットフードをおすすめします。

普通のキャットフードを選ぶ場合の注意点

普通のキャットフードを与える場合は、エネルギー消費量が減っている分だけ給与量を減らさなければいけません。

ただし、カロリーにばかりとらわれて給与量を減らしすぎるのは危険です。必要な栄養素が不足して、健康に悪影響を及ぼす可能性があるからです。減らしても良いのは、規定の給与量に対して10%程度までとされています。

それでも、もしカロリーオーバーになるのであれば、「避妊・去勢用」のキャットフードに切り替えることを検討しましょう。

キャットフード選びに迷ったら避妊・去勢用がおすすめ

避妊手術後のキャットフードに迷ったら避妊・去勢用のフードをおすすめします。

普通のキャットフードでも量を調整すれば対応できますが、上にも書いたように栄養面に不安がありますし、空腹も気になります。そういった心配を解消してくれるのが避妊・去勢用のキャットフードなのです。

避妊・去勢用のキャットフードは、手術後の体の変化に対応できるように、低カロリーでありながらも必要な栄養素が過不足なく摂取できるように調整されています。

避妊・去勢用のフードのほかにも体重ケア用のフードも同等の効果が得られるでしょう。

避妊手術後の猫のキャットフードおすすめ11選

ロイヤルカナン ステアライズド 避妊・去勢 成猫用

ロイヤルカナンステアライズド避妊・去勢 成猫用
出典:ロイヤルカナンHP
商品名ロイヤルカナン ステアライズド 避妊・去勢 成猫用
対象年齢生後12カ月齢~7歳まで
種類総合栄養食
(ドライフード)
原材料肉類(鶏、七面鳥)、コーン、超高消化性植物性タンパク(消化率90%以上)、植物性繊維、動物性油脂、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、米、小麦ほか
成分たんぱく質:35.0%以上、脂質:10.0%以上、粗繊維:7.2%以下、灰分:9.0%以下、水分:6.5%以下
カロリー363kcal/100g
原産国フランス
その他・L-カルニチン配合

必要カロリーが減る「生後12カ月齢~7歳までの避妊・去勢した猫」に適した、低カロリー・高タンパク質の総合栄養食。

成猫に必要な筋肉量を維持しつつ、体重増加を防ぎます。

また、バランスの取れたミネラルを配合することにより、泌尿器の健康もサポート。健康的な脂肪代謝を維持するために、L-カルニチンを配合しているのも特徴です。

ヒルズ サイエンス・ダイエット〈プロ〉 猫用 避妊・去勢後ケア機能 避妊・去勢後

出典:ヒルズHP
商品名ヒルズ サイエンス・ダイエット〈プロ〉 猫用
避妊・去勢後ケア機能 避妊・去勢後
対象年齢避妊・去勢後の子猫、成猫、高齢猫
種類総合栄養食
(ドライフード)
原材料米、コーングルテン、チキン、小麦グルテン、セルロース、トマト、ビートパルプ、亜麻仁、動物性油脂、チキンエキス、ココナッツ油、ニンジン、小麦、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、イオウ、ヨウ素)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン、リジン)ほか
成分たんぱく質35.5%以上、脂質9.0%以上 12.0%以下、粗繊維12.0%以下、灰分8.8%以下、水分8.0%以下
カロリー336kcal/100g
原産国アメリカ合衆国
その他・着色料・香料不使用
・抗酸化成分ビタミンE&C配合

食物繊維を含むヒルズ独自の栄養素の組み合わせで、肥満になりやすい避妊後・去勢後の猫をサポート。

たんぱく質を高配合することにより、健康的な筋肉の維持をサポートする他、腎臓と心臓の健康維持のため、ナトリウム・リンの配合量を調整。

免疫力の維持に役立つ抗酸化成分(ビタミンE&C)を含み、着色料や香料不使用なのも嬉しいポイントです。

ニュートロ ナチュラルチョイス 避妊去勢猫用 アダルト 白身魚

ニュートロナチュラルチョイス避妊去勢猫用 アダルト白身魚
出典:ニュートロHP
 商品名ニュートロ ナチュラルチョイス 避妊去勢猫用 アダルト 白身魚
 対象年齢成猫用(1歳以上)
 種類総合栄養食
(ドライフード)
 原材料白身魚(すり身)、チキンミール、粗挽き米、エンドウタンパク、玄米、鶏脂ポテトタンパク、アルファルファミール、亜麻仁、ビートパルプ、大豆油、オーツ麦繊維、タンパク加水分解物、オートミール、ユッカ抽出物、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類ほか
 成分タンパク質33.0%以上、脂質14.0%以上、粗繊維7.0%以下、灰分10.5%以下、水分10.0%以下
 カロリー370kcal/100g
 原産国アメリカ合衆国
 その他・ミックストコフェロールで保存

高品質な白身魚のすり身を主原料にしたキャットフード。

避妊手術後の、太りやすい傾向がある愛猫のために、低カロリー低脂質の設計になっています。

さらに玄米やオートミールなどの食物繊維を配合し、腸内環境の健康・便臭の軽減に役立つのも特徴。

ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物などを酸化防止剤として配合するなど、添加物の質にも配慮されています。

ピュリナワン キャット 避妊・去勢した猫の体重ケア 全ての年齢に サーモン&ツナ

ピュリナワン キャット 避妊・去勢した猫の体重ケア 全ての年齢に サーモン&ツナ
出典:ピュリナワンHP
 商品名ピュリナワン キャット 避妊・去勢した猫の体重ケア 全ての年齢に サーモン&ツナ
 対象年齢避妊・去勢手術後から全ての年齢
 種類総合栄養食
(ドライフード)
 原材料フィッシュ(サーモン、ツナ)(オメガ3脂肪酸源)、コーングルテン、チキンミール、小麦、食物繊維(ビートパルプ、ライスファイバー、可溶性繊維、セルロース)、米、小麦たんぱく、脱脂大豆、大麦、鶏脂(オメガ6脂肪酸源)、たんぱく加水分解物、フィッシュミール、酵母(βグルカン源)、ミネラル類ほか
 成分たんぱく質37 %以上、脂質9%以上、粗繊維6%以下、灰分8.5%以下、水分12%以下
 カロリー342kcal/100g
 原産国オーストラリア
 その他・合成着色料
・香料 無添加

避妊・去勢手術後の全ての年齢の猫に与えられるキャットフード。

ピュリナワンの他シリーズと比較し、7%カロリーを低くし、増えやすい避妊・去勢した猫の体重管理をサポートしてくれます。毛玉の排出の役立つ食物繊維を配合し、ミネラルバランスを調整することにより尿路ケアも可能。

500gの分包で、酸化しにくいのもピュリナワンの特徴です。

ロイヤルカナン 猫 おねだりの多い成猫用

出典:ロイヤルカナンHP
 商品名ロイヤルカナン 猫 おねだりの多い成猫用
 対象年齢生後12カ月齢以上
 種類総合栄養食
(ドライフード)
 原材料肉類(鶏、七面鳥)、植物性繊維、コーン、小麦、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、コーングルテン、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、動物性油脂、米、ビートパルプ、酵母および酵母エキス、大豆油、魚油、サイリウム、フラクトオリゴ糖、アミノ酸類(タウリン、DL-メチオニン、L-カルニチン)、ゼオライト、ミネラル類(Cl、K、Na、Ca、Zn、P、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)
 成分たんぱく質32.0%以上、脂質10.0%以上、水分6.5%以下
 カロリー341kcal/100g
 原産国フランス
 その他・L-カルニチン配合

ロイヤルカナン「アペタイト コントロール」は、食物繊維を多く配合し、満腹感が長時間続くように設計された総合栄養食です。避妊手術後の、特に食欲が旺盛な愛猫におすすめ。

健康的な脂肪代謝をサポートするL-カルニチンを配合をし、適量なたんぱく質と脂肪が、健康的な体重維持に役立ちます。

メディファス 猫 避妊・去勢後 子ねこ〜10歳まで チキン&フィッシュ味

メディファス猫避妊・去勢後子ねこ〜10歳まで チキン&フィッシュ味
出典:ペットラインHP
 商品名メディファス 猫 避妊・去勢後 子ねこ〜10歳まで チキン&フィッシュ味
 対象年齢子ねこから10歳まで
 種類総合栄養食
(ドライフード)
 原材料穀類(とうもろこし、コーングルテンミール)、肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、豆類(おから)、油脂類(動物性油脂)、セルロース、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス)、糖類(フラクトオリゴ糖)、卵類(ヨード卵粉末)、シャンピニオンエキス、L-カルニチン、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類ほか
 成分たんぱく質 32.5%以上、脂質 8.5%以上、粗繊維 6.5%以下、灰分 10.0%以下、水分 10.0%以下
 カロリー345kcal/100g
 原産国日本
 その他・無着色

太りやすい避妊・去勢後の猫のためにカロリーをカットするほか、マグネシウム由来の結石に配慮した総合栄養食。

体重ケアと下部尿路の健康維持に役立つフードです。

オールウェル 避妊・去勢した猫の体重ケア フィッシュ味

オールウェル 避妊・去勢した猫の体重ケア フィッシュ味
出典:ユニ・チャームHP
 商品名オールウェル 避妊・去勢した猫の体重ケア フィッシュ味
 対象年齢成猫用(1歳以上)
 種類総合栄養食
(ドライフード)
 原材料穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、パン粉)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス、乾燥ささみ加工品粉末)、セルロースパウダー、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、煮干パウダー、かつお節、まぐろミール、かつおミール、白身魚ミール、乾燥シラス)ほか
 成分たんぱく質32.0%以上、脂質9.0%以上、粗繊維9.0%以下、粗灰分7.0%以下、水分10.0%以下
 カロリー340kcal/100g
 原産国日本
 その他・着色料・香料不使用

猫の食事の吐き戻し軽減を中心に、毛玉ケア・下部尿路ケアにも配慮した避妊・去勢後の総合栄養食。

他シリーズよりもたんぱく質の配合量を増やし、筋肉の健康維持もサポート。

肉類と魚類をベースにした粒に、挽き小魚とささみのフリーズドライをまぶした「食いつきの良さ」も期待できるフードです。

サンライズ AIM30 室内避妊・去勢後成猫用 健康な尿路・毛玉ケア

サンライズAIM30室内避妊・去勢後成猫用健康な尿路・毛玉ケア
出典:サンライズHP
 商品名サンライズ AIM30 室内避妊・去勢後成猫用 健康な尿路・毛玉ケア
 対象年齢成猫用(1歳以上)
 種類総合栄養食
(ドライフード)
 原材料トウモロコシ、グルテンミール、チキン、ビーフ、ポーク、動物性油脂、小麦粉、フィッシュエキス、ローストアマニ、食物繊維、植物性油脂、酵母、チキンレバーパウダー、おからパウダー、まぐろ・かつお削りぶしパウダーほか
 成分たん白質31.0%以上、脂質9.5%以上、粗繊維4.0%以上、灰分9.0%以下、水分10.0%以下
 カロリー310kcal/100g
 原産国日本
 その他

アミノ酸「A-30」を配合した猫の健康維持をサポートする総合栄養食です。

「室内で過ごす避妊手術後の猫」の下部尿路の健康維持のため、マグネシウム・リン・カルシウムを調整。

食物繊維を配合し毛玉の排泄を促し、オメガ3脂肪酸を含んだアマニが皮膚被毛の健康をサポートします。

ロイヤルカナン ステアライズド 7+

ロイヤルカナンステアライズド 7+
出典:ロイヤルカナンHP
 商品名ロイヤルカナン ステアライズド 7+
 対象年齢7歳以上
 種類総合栄養食
(ドライフード)
 原材料コーン、超高消化性植物性タンパク(消化率90%以上)、肉類(鶏、七面鳥)、コーングルテン、植物性繊維、動物性油脂、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、小麦、米、酵母および酵母エキス、ビートパルプ、魚油、フラクトオリゴ糖、サイリウム、大豆油、緑茶抽出物(ポリフェノール源)、加水分解甲殻類(グルコサミン源)、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、加水分解軟骨(コンドロイチン硫酸源)ほか
 成分たんぱく質 34.0 %以上、脂質 10.0 %以上、粗繊維 6.3 %以下、灰分 8.4 %以下、水分 6.5 %以下
 カロリー368kcal/100g
 原産国フランス
 その他

「ロイヤルカナンステアライズド 7+」は、老化が始まる「7歳以上の避妊手術後の猫」を対象にした総合栄養食。

他メーカーと違い、年齢別に細かくラインナップがあるのは、ロイヤルカナンならでは。

7歳以上の猫のために消化率90%以上の「超高消化性植物性タンパク」を配合。

ビタミンとミネラルを適切なバランスに調整し、緑茶ポリフェノール、ビタミンC、EPA/DHA等を配合することで、中高年期以降の猫の活力を保つようサポートします。

ビューティープロ キャットフード 避妊・去勢後用

ビューティープロ キャットフード 避妊・去勢後用
出典:ビューティプロHP
 商品名ビューティープロ キャットフード 避妊・去勢後用
 対象年齢子猫から全ての年齢
 種類総合栄養食
(ドライフード)
 原材料穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)、肉類(牛肉粉、豚肉粉、チキンミール)、油脂類(植物性油脂、動物性油脂)、魚介類(フィッシュパウダー、マリンコラーゲン)、オリゴ糖、海藻粉末(DHA源)、L‐カルニチンほか
 成分たんぱく質 35.0%以上、脂質 8.1%以上、粗繊維 5.5%以下、灰分 9.0%以下、水分 10.0%以下
 カロリー340kcal/100g
 原産国日本
 その他


避妊・去勢後の猫の適切な体型維持をサポートするため、他シリーズと比較し、脂肪分を約20%カットした総合栄養食。

DHAやビタミンEを配合し脳の健康に配慮するとともに、天然の食物繊維が毛玉の排泄を促します。

さらに腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖配合で、健康的な便と便臭の軽減にも役立ちます。

ベッツワンベテリナリー 猫用 避妊・去勢ケア

ベッツワンベテリナリー 猫用 避妊・去勢ケア
出典:ベッツワンHP

 商品名ベッツワンベテリナリー 猫用 避妊・去勢ケア
 対象年齢避妊・去勢後の成猫
 種類総合栄養食
(ドライフード)
 原材料鶏肉、コーン、植物性繊維(セルロース繊維)、小麦、コーングルテンミール、小麦タンパク質分離物(消化率90%以上)、加水分解動物性タンパク(鶏肉)、ミネラル類(Cl、Na、K、Ca、P、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、油脂類(動物性油脂(鶏)、魚油)、アミノ酸(L-リジン、L-トレオニン、DL-メチオニン、L-トリプトファン、タウリン、L-カルニチン)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12)、サイリウム、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)、保存料(ソルビン酸カリウム)、マリーゴールドエキス(ルテイン源)
 成分たんぱく質35.0%以上、粗脂肪9.5%以上、粗繊維9.5%以下、粗灰分9.5%以下、水分6.5%以下 
 カロリー335kcal/100g
 原産国タイ
 その他・L-カルニチン配合

避妊・去勢した犬・猫の健康的な体重の維持に配慮し、低カロリーに調整。

オメガ3脂肪酸(EPA・DHA・ALA)、オメガ6脂肪酸(リノール酸・γ-リノレン酸・アラキドン酸)を配合することにより、健康的な脳と皮膚、被毛の維持をサポートします。

「GMP・HACCP・ISO9001の認定を受けたタイのペットフード工場」で製造することにより、高いコスパを実現。

避妊手術後の猫におすすめのキャットフード【まとめ】

避妊手術後おすすめキャットフードまとめ

避妊手術後の猫はホルモンバランスの変化や運動量が減少するため太りやすくなると言われています。

肥満になるとさまざまな病気の原因にもなりますので、キャットフードの見直しと同時に給与量を適切に管理する必要があります。

手術後の食事は「高タンパク・低カロリー・低脂肪」を基本とし、できれば、避妊・去勢用のキャットフードを選ぶと安心です。

もし、食事管理に悩んだら獣医師に相談することをおすすめします。愛猫に合わせた適切なアドバイスを得られるでしょう。

【参考記事】



>>【獣医師監修】キャットフードおすすめ12選|安全な猫の餌の選び方。

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