一般診療・健康診断
ちょっとした変化でも
お気軽に相談ください
こすもす動物診療所に来院される方の中には、「診てもらうまでもないかもしれませんが、気になることがあって来院しました」と遠慮がちに相談に来る飼い主さんがいらっしゃいます。
しかし、動物は体の不調や痛みを訴えることができないため、飼い主さんに変化に気づいてもらうしか病気や怪我を発見することができません。大切な家族とできる限り長く一緒に過ごすためにも、病気は初期段階で発見し、怪我はひどくならないよう早めに手当をすることが大切です。
「こんなことで」と遠慮せず、些細な疑問や変化でもお気軽にご相談ください。
DOG 犬の一般診療
犬は、犬種や年齢によって発症しやすい病気・ケガが異なります。子犬は、胃腸炎や下痢などの消化器系の病気を発症したり誤飲してしまうことが多い傾向にあり、高齢犬は腫瘍や心臓病、歯周病などを発症しやすいことが特徴です。
また、室内犬として人気の高いトイプードルは骨折、フレンチブルドッグは皮膚病など、犬種によっても発症しやすい病気・ケガが異なります。
こすもす動物診療所では、飼い主さんへのヒアリング内容はもちろん、犬種や年齢、病歴など様々な観点から病原や痛みの原因を見極めることにより、犬の身体にとってできる限り負担の少ない最善の治療方法を提案します。
犬に多い病気・ケガ
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皮膚病・外耳炎
ノミやダニのほか、細菌、ストレス、アレルギーなど原因は様々で、赤みや腫れが出たりかゆがるなどの症状が現れるため、比較的発見しやすい病気です。
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胃腸炎・下痢
季節の変わり目に発症しやすく、ストレスによる免疫力の低下や拾い食い、食物アレルギーなど原因は様々です。下痢や血便、嘔吐、食欲不振などの症状が現れます。
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歯周病
歯に歯石が溜まることにより発症する歯周病は、歯茎が赤く腫れ上がったり、出血や口臭を引き起こすほか、ひどい場合は目の下が腫れて膿が出ることもあります。
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腫瘍
昨今、平均寿命が伸びたことによって発症することが増えており、発生した場所によって症状が異なるほか、初期段階では症状自体ほとんど現れません。
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異物誤飲
好奇心旺盛な子犬に多く、震えや嘔吐、食欲不振などの症状が現れる異物誤飲は、数時間以内に処置を行わないと手術が必要となるケースも少なくありません。
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骨折
ソファや階段から飛び降りたり、抱っこ中に落としてしまうなどの落下事故が原因のことが多く、足を上げて歩く、触ると痛がるなどの症状が現れます。
CAT 猫の一般診療
猫は、腎臓や膀胱などの泌尿器科系の病気を発症しやすく、高齢の場合の罹患率がとても高いことが特徴です。近年は、外飼いの猫が減ってケガで来院されるケースは減りましたが、好奇心旺盛な猫の留守中の骨折や誤飲などの事故は防ぐことが難しいという側面もあります。
こすもす動物診療所では、飼い主さんへのヒアリング内容はもちろん、品種や年齢、病歴など様々な観点から病原や痛みの原因を見極めることにより、猫の身体にとってできる限り負担の少ない最善の治療方法を提案します。
猫に多い病気・ケガ
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腎臓病
腎炎や腎結石、細菌の感染など原因は様々で、食欲が低下したり、尿量が増えて色が薄くなったり、水を飲む量が増えるなど症状が現れます。
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膀胱炎
膀胱結石やストレスのほか、細菌感染など原因は様々で、血尿や頻尿になったり排尿中に痛そうに鳴くなどの症状が現れます。
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皮膚病
ストレスやアレルギーが原因で発症することが多いと言われており、湿疹が出たりしきりに舐めるなどの症状が現れるため、比較的発見しやすい病気です。
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異物誤飲
好奇心旺盛な子猫に多く、嘔吐や食欲不振、ぐったりするなどの症状が現れる異物誤飲は、数時間以内に処置を行わないと手術が必要となるケースも少なくありません。
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胃腸炎・下痢
細菌や寄生虫の感染のほか、精神的なストレス、食物アレルギーでも発症することがあり、下痢や嘔吐、血便、食欲不振などの症状が現れる病気です。
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外傷
自由に外に出られる環境で飼われている猫に多く、他の猫や犬とのケンカが原因で傷を負い、放っておくと発熱したりウイルスに感染してしまうこともあります。
年に1度は健康診断を
受診しましょう
人間と同様、10年前と比べて犬や猫の平均寿命は6ヶ月以上伸びています。そのため、発症する病気の幅も広がっており、中には症状がなかなか現れにくく気がついたときには手の施しようがなかった、ということも少なくありません。
犬や猫は7歳を過ぎた頃から病気を発症することが増えていくため、できる限り初期の段階で病気を発見するためにも、こすもす動物診療所では半年に1度の健康診断をお勧めしています。なお、7歳未満でも、年に1度の健康診断を推奨しています。
当院の健康診断は、品種や年齢、生活スタイル、病歴などから診断内容を判断するオーダーメイドの健康診断を行っています。家族の一員である動物たちと少しでも長く過ごしていただけるよう、ぜひ当院で健康診断を受診ください。
トイプードルの場合
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年齢
3歳
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性別
オス
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避妊・去勢
去勢済み
- 肥満気味である
- たまに後ろ足をケンケンする
- 血液検査(血液検査で異常があれば腹部エコー検査を実施)
- 腹部~後肢レントゲン検査
チワワの場合
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年齢
12歳
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性別
メス
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避妊・去勢
避妊済み
- 少し痩せてきた
- たまに咳をする
- 血液検査
- 胸部レントゲン検査
- 腹部エコー検査
ダックスフントの場合
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年齢
10歳
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性別
メス
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避妊・去勢
未避妊
- 元気はある
- 食べ過ぎのせいかお腹が丸くなってきた
- 水をよく飲む
- 血液検査
- 腹部エコー検査
ミックス猫の場合
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年齢
7歳
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性別
オス
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避妊・去勢
去勢済み
- 特に異常はなく健康
- たまに外に遊びに行く
- 検便
- 血液検査(血液検査で異常があれば腹部エコー検査を実施)