あけましておめでとうございます!
お正月はみなさまいかがでしたか?私はゆっくり体を休めさせていただきました。
今年もよろしくお願い致します。
さて、今日は胆石の手術を行ったワンちゃんについて。
他院にて治療を行っていたダックスくんですが、調子が悪く当院に来院されました。
診察をしてみるとぐったりして、お腹を触ると痛がり、かなり調子が悪そうでした。
超音波検査にて、胆嚢の中に大きな胆石が確認されました。
数日、点滴や注射にて治療を行いましたが、改善が見込まれなかったため、飼い主様と相談し手術を行うことになりました。
全身麻酔をし、開腹するとカチカチになった胆嚢があります。
少しずつ肝臓から胆嚢を剥離し、胆嚢の根元を結紮し胆嚢をまるごと摘出。
胆嚢を破ると・・・
上が胆嚢で、下が胆石です。大きいですね。
手術が終わり、ダックス君は無事に目を覚ましてくれました!
その後しばらく入院し、落ち着いたので無事退院!
抜糸の時には、普段通りの元気が戻っていました!!
血液検査の数値もある程度落ち着き、一安心です!
大きな胆石があったので苦しかったと思いますが、無事に良くなってくれてよかったです。
家の子の様子がおかしかったら、動物病院へご相談ください。
胆嚢の病気は、かなり悪くならないと症状が出ないケースもあります、定期的な健康診断をすると良いかと思います。