会陰ヘルニアの手術

今日は、最近は日々寒くなり秋の終わりを感じます。
皆様体調には、お気をつけください。

さて、久しぶりのブログとなりました(さぼってすみません)。今日は会陰ヘルニアの手術をしたワンちゃんについて

ミニチュアダックス君、苦しそうで、おしっこが出しにくいとのことで当院に来院されました。
以前より会陰部(お尻周り)のヘルニアがあったようですが、診察をすると会陰部のヘルニア孔より膀胱と前立腺が飛び出していました。
このため排尿が上手くいかず苦しんでいました。

すぐにカテーテルを入れ排尿をすると、楽になってくれました。

しかし後日、同様の症状が繰り返したため、飼い主さんと相談し手術をすることになりました。

へルニア孔より前立腺と膀胱が飛び出していたので、まずはお腹を開けて膀胱と前立腺をお腹の壁に縫い付ける手術を行います。

同時に去勢手術も実施します。

飛び出した膀胱と前立腺が引っ込んだ状態です。(飛び出していた写真を撮り忘れたのでインパクトがないですね)
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この後、お尻周りの筋肉が萎縮して穴が開いてしまったところを筋肉や靭帯などを縫合して、埋めていき手術終了。
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長時間の手術となりましたが、麻酔からも無事覚醒しその後は元気いっぱい!

退院後も排尿に問題なく、苦しむことはなくなったそうです。
よかったです、無事でホッとしました。

会陰ヘルニアは、男性ホルモンの影響によりお尻周りの筋肉が萎縮し、萎縮した筋間より腸、膀胱、前立腺また脂肪などが飛び出す病気です。

お家の子のお尻周りが腫れているという症状があれば、動物病院へご相談ください。

また、会陰ヘルニアは去勢手術を行うことで予防できる病気です。去勢手術でお悩みの方も動物病院へご相談ください!