腎臓腫瘍の摘出手術

こんにちは、ジメジメと蒸し暑い日が続きますが皆様体調はお変わりありませんか?

今日は先日行った、腎臓腫瘍の摘出手術についてお話しさせていただきます。

ワンちゃんの調子が悪く、食欲がなく、よく吐き戻すとのことで来院されました。

来られた時はずっとハアハアしてかなり苦しそうな呼吸で辛そうでした。

血液検査では脱水と炎症反応の上昇を認め、超音波検査(エコー検査)をしてみると左腎臓周辺に大きなできものが確認されました。

このできものがすぐ近くにある胃や腸管を圧迫し、今回の食欲低下、嘔吐につながっていると判断しました。

腎臓は2つあるので、検査にて反対側の腎臓がうまく機能していることを確認し、飼い主様と相談した結果摘出手術となりました。

お腹を開けるとやはり左の腎臓を巻き込むような形で、かなり熱を持った大きいできものがありました。

少しづつ剥離し、できものを摘出しました。
IMG_1320
術後、ご飯を食べてくれたので退院となりましたが、数日後わんちゃんは急死しました。

飼い主様のご好意により、今回ブログに紹介させていただきました。

腎臓の腫瘍はかなり大きくなるまで、症状を出さないことがあります。
お家の子の調子が悪くなったら、できるだけ早く動物病院へご相談ください。

腎臓などのできものは超音波検査で早期発見が可能な場合があります、定期的な健康診断をお勧めします。