こんにちは、今日は雨ですね。
ジメジメして、うっとおしい梅雨が近づいている感じですね。
さて、今日は先日手術をした橈尺骨(前足)骨折についてのお話です。
トイプードルの子犬の子です。まだ小さく体重は、2キロしかありません。
家で遊んでいて、数十センチの高さからジャンプした時から痛がり、歩き方がおかしいと来院されました。
見事に、橈尺骨骨折です。
この後、ギプス固定を試みてくっつくのを期待したのですが・・・
子犬らしく元気に暴れまわるため、骨がくっつきませんでした。
仕方がないので、骨折したところにプレートを当てる手術をしました。
2キロのトイプードルさんの骨は5mmの幅しかなく、とても小さい3mmのプレートをなんとか当てました。
その後しばらく包帯を巻いている生活が続きましたが、無事骨がくっつき包帯を取ることができました。
手術後しばらくしたレントゲン写真です。
折れていた骨はくっついて、足をつけて歩いてくれています。
プードルの橈尺骨骨折は、骨が未熟な若い子に起こりやすいです。
この子もほんの数十センチジャンプしただけで、折れてしまいました。皆様もお気をつけください。
お家の子の歩き方がおかしいと思われたら、動物病院へご相談ください!